ショートトラック

ショートトラック SPEED TRACK

ショートトラック競技の見方

トラック

ショートトラック競技は、30×60mのインドア内に設けられた1周111.12mのオーバルトラックを使用する。
リンクには、スタートライン、フィニッシュラインのほかにライン表示はなく、各カーブに7つのブロックだけが設置される。

カーブの氷が荒れるため、リンク上には5つのトラックが1m間隔で表示されていて、1レースごとにブロックを移動して氷が荒れていないトラックで次のレースができるようにしている。そのため、スタートラインはレースごとに移動するが、フィニッシュラインはいつも同じである。

競技種目

競技種目は各種別で男女とも500m、1000mが実施される。
リレー競技は成年男子5000m、成年女子3000mで実施される。(ただし、成年男子リレーの予選・準決勝は3000mで行う)

競技方法

数名の競技者が同時にスタートして着順を競い合い、各レースの1位・2位が予選、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち抜いていくエリミネーション方式で行われる。
順位は、決勝レース及び順位決定レースにより、1位~8位を決定する。

原則として500m、1000mの準決勝と決勝は4名までの編成でレースを行う。レース間に最低20分の休憩をおく。

競技がそのまま続行して終了していれば確実に次のラウンドに進出できる順位にあった競技者が、他の競技者の転倒や妨害行為によりその順位が狂わされる事態が生じた場合には、レフェリー権限(レフェリー救済)により次のラウンドの進出者に追加される。

リレー競技

リレー競技は、1チーム4名で編成される。
各競技者の滑走順と距離は決められていないので、4名の走者は最後の2周を除いて、いつ、どこで。何回中継してもかまわない。リレーゾーンも存在しない。

最後の2周は1名のスケーターが滑走しなければならないので、最後の3周の始まりを示す警告の発砲が鳴らされ、その周回中が最後の中継となる。

中継の方法はバトンを使用せずタッチ(実際には次の走者の腰を思いっきり両手で押す)で行うもので、このリレーの競技方法はショートトラック独特のものである。

バッジテスト

ショートトラック競技では、滑走タイムによるバッジテスト(最高位をAAA級とし、以下E級までの7段階)制度があり、国体に出場できる競技者は、男女ともB級以上の資格を有する競技者となっている。

国体パートナー

大会パートナー|ASICS
大会パートナー|大塚製薬
大会パートナー|MIZUNO
大会パートナー|三井住友海上
大会パートナー|セレスポ
大会パートナー|時事通信
LIVE 競技速報はこちら LIVE 競技速報はこちら